蛙ヶ池南部に生息するスズラン ランプシェードリリー
蛙ヶ池南部に生息する“ランプシェードリリー”を紹介

基本情報
- 名前
- ランプシェードリリー
- 科
- ランプシェードリリー科
- 大きさ
- 草丈/15cm~25cm・花の大きさ/3cm程度
- 生息地
- 蛙ヶ池南部
花の特徴

蛙ヶ池の南部、ちょうど“キノコの傘村”方面から蛙ヶ池エリアに入ったら直ぐのところに群生地があります。世界樹の樹液がわずかに含まれる蛙ヶ池の水で育つために、広大なノームの森の中でもこの地域でしか見ることができません。開花の最盛期は4月から5月ですが、世界樹の樹液の効果なのか、花は咲いた後に硬化して枯れることがありません。多年草のため、冬でも枯れることなく育ちますが、冬には花を支える部分が劣化し、全ての花は落ちてしまいます。落ちた花は、段々と粉々に砕け、土に還っていきます。
一般的なスズランと異なり、一本の茎に一つの花がつきます。大体、1株から3~5本の花が付き、順々に開花していきます。
天然のランタン

硬質な花に守られるため、花が落ちるまでは蜜が出続けます。この蜜はランプムシの大好物。ランプムシはお尻が光る蛍の様な虫で、この花に入って蜜を食べます。一旦花の中に入ったランプムシはなかなか出てこないのです。そんな習性を利用して、ノームの森の住人たちは、この花をとって、ランタンの様に使用することがあります。現代では、ランプシェードリリーの蜜に似せて作った「ランプジャム」を使用するランタンが開発されていますが、この花で作った天然のランタンの方が、ノームの森の住人たちには好まれる傾向にあります。
薬としての役割

ランプシェードリリーの蜜、茎や葉、そして根には、それぞれ特殊な薬効があります。特に蜜は、ある種の病気に対して抜群の効果を発揮します。
また茎や葉は磨り潰して蜜と混ぜ合わせて使用します。切傷や擦り傷に塗り、清潔な布などで患部を覆います。これにより、早く傷が治るとされています。その他にも、茎と根を乾燥させたものを煎じて服用することで、様々な良い効用があるとされています。天然のランタンだけでなく、優秀な薬としても、貴重な植物なのです。