お尻が光るノームの森のホタル ランプムシ
蛙ヶ池に生息するノームの森のホタル…じゃない“ランプムシ”を紹介

基本情報
- 名前
- ランプムシ
- 科
- マルボタルモドキ科
- 大きさ
- 2cm程度
- 生息地
- 蛙ヶ池
ノームの森の“ホタル”ランプムシ

ランプムシは蛙ヶ池に生息するホタルの様な昆虫です。幼虫の間は水中で、成虫は陸上で生活します。“幼虫は水中で生活し、成虫は発光する”という、ホタルに酷似した特徴を持ちながら、ホタルとは関係のない昆虫なのは、収斂(しゅうれん)進化によるものだと、動物学協会では結論づけています。
寿命は1年と非常に短く、産卵とともに成虫の多くは寿命を全うしますが、稀に、越冬する個体もいます。ただし、越冬した個体は、発光力が乏しく、生殖能力も衰えており、産卵を行うことはありません。
ランプシェードリリーの蜜が大好物で、蛙ヶ池南部に多く集まります。
幼虫

幼虫は、水深が10cm程度から50cm程度の水中の沈み石や流木などの陰に隠れて生活しています。池の岸付近には狩り以外では上がってくることはなく、探すとしたら、10cm以上の深さのある場所を探すのが確実でしょう。
割と獰猛な性格でタニシ類やニナ類、岸付近にいるカタツムリ類を捕食しています。素早く動くものは捕食できず、貝類などに噛みつき、溶かしながら食べていきます。
コミュニケーション

ランプムシの腹部の先端(お尻の部分)は、発光拡散袋(はっこうかくさんたい)と呼ばれるタマネギ型の半透明の袋で覆われています。この袋は腹部の発光部から発せられた光を拡散し、より大きな光へと変化させる機能を持っています。
ランプムシは、この光の点滅でコミュニケーションをとるとされています。ちょうど、絵の様な点滅スピードは「求愛行動」で異性を探す際に用いられます。また激しく点滅する様な場合は「警戒」や「威嚇」を意味します。
面白いことに、ランプシェードリリーの蜜や「ランプジャム」を食べている間は、ほとんど点滅することなく光り続けるのです。この習性のため、ノームの森の住人は、天然のランタンとしてランプムシの力を借りることができるのです。