ノームの森~The Forest of Gnome~

(作)梶木かじき遊仁ゆうじ

人懐っこくて甘えん坊だけど、頼りになるパートナー ハルコニアモグラ

ノームの森に生息する特殊なモグラ。ノームの森の住人の頼れるパートナーを紹介

基本情報

名前
ハルコニアモグラ
ハルコニアモグラ科
大きさ
10cm~15cm
生息地
ノームの森全域の地中

一見普通のモグラだけれども…

パッと見は、どこにでもいるモグラです。けれども、非常に頭が良く、人懐っこい性格をしています。このモグラの最も特筆すべき点は、嗅覚が普通のモグラの何倍も優れており、更にその嗅覚は、土中の「オリハルコン」を見つけることができる点にあります。一説によると、ハルコニアモグラがオリハルコンを見つけることができるのは「嗅覚の他に、第6感の様なものを利用している」とも言われていますが、この点に関しては定かではありません。いずれにせよ、オリハルコンはノームの森の住人の生活にとって、非常に重要な役割を持っているため、このハルコニアモグラは、ノーム達にとって、非常に頼りになる存在なのです。

採掘者のよきパートナー

ノームの森には、オリハルコンの採掘を仕事としている住人もいます。皆一様にハルコニアモグラをパートナーとしています。生まれたばかりのハルコニアモグラとともに生活をし、長い時間をかけて信頼関係を築きます。そして、大人になったハルコニアモグラとともに、採掘作業を行っていきます。
まず、ハルコニアモグラの尻尾に、オレンジ色の長いロープを巻き付けます。(このロープもハイアーベリーの染料で染められ保護されていますので、とても丈夫です。)ハルコニアモグラは餌を探すのと同時にオリハルコンも探します。オリハルコンを見つけたら、尻尾を振って、地上のパートナーに知らせます。パートナーは、ハルコニアモグラが通った穴を、ロープを辿りながら進み、オリハルコンの場所に行きつくのです。
オリハルコンを見つけた日はお祝いをして喜びを分かつのです。

パートナーの心配事

そんなハルコニアモグラですが、大人になってからは、基本的には自由を尊重した放し飼いです。しかし、子どもの頃から生活してきたパートナーの家は、とても居心地が良いのか、ちょくちょくパートナーの家に戻ってきます。そして、野生の生きものであることを忘れてしまったかの様に無防備にお腹を見せて眠りこけることもしばしば。特に、フカフカのベッドがお気に入りなのです。パートナーは「自然の中で生きていけるのか?」と心配しています。それでも、やる時はしっかりと役割を果たしてくれるので、大目にみながらオリハルコン採掘に励んでいるのです。